satsukiweb: 2009年6月アーカイブ

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妊娠超初期のインフルエンザの影響に関しての質問を、いくつか受けました。ちょっと季節外れですが、新型インフルエンザが話題になったこともあり、気になる方も多いのでしょう。

妊娠中にインフルエンザにかかってしまった場合には、胎児にも先天異常が発生するなどと書かれている文献もありますが、その確率は低く、インフルエンザが原因だと言いきれるほどの実例もありません。現在は、インフルエンザが先天異常児を発症させる根拠はないという考え方が一般的になっています。


実際に、妊娠中にインフルエンザになってしまった場合ですが、アメリカなどではタミフルやリレンザの服用が認められているものの、日本国内では悪影響を及ぼす可能性があり服用を控えることとなっています。薬が服用できませんので、回復には少し時間はかかりますが、インフルエンザは、自然に治癒できる病気です。十分な水分・睡眠・栄養を取ることを心がけ、治療にせんねんすれば、数日で回復できるはずです。


また、妊娠超初期は禁止されていますが、妊娠12週をすぎるとイオンフルエンザの予防接種を受けることも可能です。産婦人科医と相談してみても良いかもしれませんね。

しかし何と言っても重要なのは、毎日できる予防です。人の多い場所を避ける、外出後の手洗いとうがいで、インフルエンザにかかる可能性もぐっと引きさがりますよ。


妊娠超初期に出血があると、大変心配になりますよね。しかし、妊娠中の出血は、必ずしも深刻なものではありません。とはいうものの、医師の診断は必要ですが・・・。20%~30%の人が、妊娠中に出血を感じているという統計があります。


では、妊娠中の出血にはどのようなものがあるでしょうか?

まずは、びらんという症状があります。これは子宮内の粘膜が傷つくことにより、出血するものです。性交渉や、激しい運動によって起こることが多いです。

次に、ポリープがあります。これは子宮内にできる小さなイボのようなものです。悪性でなければ取り除く必要はありませんが、刺激を与えると出血することもあります。

また、妊娠3~4週に、受精卵が子宮に着床するときに出血することがあります。また、生理予定日に、ホルモンのバランスが崩れ、出血することもあります。

絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)という症状もあります。これは子宮の壁から胎盤がはがれることによっておこります。

ここまでは問題ありません。が、以下の症状は要注意です。

染色体異常や遺伝子の異常などから発生する早期流産。出血量も多く、かなりの痛みを伴います。

受精卵が子宮内膜以外に根をはってしまう、子宮がい妊娠。出血量は少ないですが、これもかなりの痛みを伴います。

このように、問題のないケースの方が多いのですが、出血が確認されたら、安心を買うためにもも、産婦人科医の診察を受けましょう。




妊娠超初期にはホルモンのバランスが崩れ、体力も失われるため抵抗力や免疫力も低下します。そのため、風邪などの病気にもかかりやすくなっています。

妊娠超初期に症状として発熱することは考えにくいですが、風邪などの結果として発熱を伴うことがあります。

産婦人科によっては、風邪薬や熱さましを処方して下さるところもあるようですが、基本的には薬に頼らずに自然治癒させることになります。普段は風邪をひいても熱を出さない人でも、妊娠初期には発熱を伴うことがよくあります。確かに熱はつらいのですが、ゆっくり休んでいれば、症状は徐々に和らぐはずです。

水分を多めにとり、体を冷やさないように注意しながら、ゆっくりと休むことが一番です。

イオンフルエンザにかかってしまうと大変です。熱も出てくるしいでしょうが、薬の服用が制限されているため、自然治癒に保たなければなりません。インフルエンザも自然治癒される病気ですので、無理をせずにゆっくりすることを考えましょう。


妊娠超初期に温泉に入ってもいいのですか?という質問を受けました。確かに温泉や銭湯によっては、「妊娠初期・後期の入浴注意」と書いてあることがあります。

けれども、妊娠して疲れ気味の時や、リラックスしたい時などは、温泉でのんびりなんていいですよね。本当に温泉はいけないのでしょうか・・・・?


まず、温泉は体をあたためてくれますし、血流を良くしてくれます。発汗作用もあり、新陳代謝も良くなります。このように、妊婦にはすごく効果的です。

しかし、注意しなければならない点もあります。
 1.泉質によっては床が滑りやすくなっており、どこかを強く打って流産してしまう。
 2.妊娠中は肌質が変わることがあり、泉質によっては肌が荒れることがある。
 3.妊娠中は膣の自浄作用が落ちるので感染症などの危険性がある。
 4.つわりの症状により、湯気を受け付けない(気分が悪くなる)人もいる。

最近の温泉は、こまめに掃除もされており、お湯も清潔ですので、滑って転んだり、感染症になる可能性は極めて低いと思われます。肌荒れを招くような泉質も、ほとんど無いでしょうし、温泉に行くことは悪くないというのが私の考えです。産婦人科の医師も同じように答えるでしょう。

プールの場合は、温泉に比較すると衛生面が劣りますし、なにより水温が低くお腹を冷やしてしまう可能性がありますので、妊娠超初期は控えておいた方が良いでしょう。


妊娠超初期の下痢に関してお話しましょう。妊娠すると、いろいろな体の変化が見られます。多くは、ホルモンのバランスが崩れたり、子宮の拡大による圧迫から来るものです。妊娠超初期の下痢に関しても同様で、原因はホルモンのバランスが崩れたことによる体調の変化と考えられています。

妊娠超初期の下痢の症状は比較的起きやすい(軽くて気にしない人も多い)ものですし、普段の生活でもお腹を壊したりすることはあるでしょうから、心配には及びません。


妊娠超初期の下痢の症状に関しては、過度な心配はせず、リラックスしておけば、自然に治ります。とはいうものの、下痢の症状が長く続いたり、トイレから離れられない状態が継続するようであれば、産婦人科医に相談して下さい。決して、市販の下痢止め剤などを服用しないでくださいね。

妊娠すると体温が高くなりますが、特にお腹の周辺は冷やさないように気を使いましょう。特に夏場には、過度にクーラーの効いた部屋が体を冷やしてしまいます。エアコンンの設定温度を上げたり、衣類を一枚増やすといった対応をして下さい。


妊娠超初期にはむくみの症状もでます。ところで、むくみって何でしょう?むくみとは、体内に水とナトリウムが過剰に溜まった状態です。お酒を飲んだ後にむくんだりする人もおおいのではないでしょうか? 妊娠中はホルモンのバランスが崩れ、子宮が大きくなることにより血管を圧迫するため、特に下半身がむくみやすくなります。

妊娠超初期のむくみの症状は夕方から夜にかけてみられ、翌朝になると回復しています。このような状況では心配はいりません。もし朝になってもむくみが人い時や、尿の量が少なくなった(体内の水分とナトリウムを排出するのはおしっこが一番です。)場合は、産婦人科医に相談してみてください。

1週間で0.5kg以上体重が増加したり、足のすねを指で押すと戻らない場合などは、すぐに診察が必要です。妊娠中毒症になっている可能性があります。十章になると、胎児だけでなく母子にまで生命の危険が及びます。

予防法としては、塩分を減らし、ビタミンやミネラルを多くとること。立っている時間を減らし(水分が足にたまるのを防ぐ)睡眠を十分にとること。体を冷やさないことです。むくみの症状が見受けられたら、ひどくなる前に対処しましょう。


妊娠超初期には食欲が旺盛になることがあります。多くの人がつわりで苦しんで、食事どころか、食事を作ることすらできなくなる・・・という状況の中では、うらやましい悩みかもしれませんが、妊婦にとっては体重管理も重要です。食欲が増えたからと言って、その分食べる量を増やしてしまうと、その分体重となって帰ってきます。

一昔前は、体力が必要だから食べられるだけ食べなさいなんて言われていましたが、体重が増えすぎると、「むくみ」などの症状もでてくるため、現在は産婦人科でしっかりと体重管理もされます。15kg増えると、入院させられたという例もあります。

しっかりと栄養は摂取しなければなりませんが、体重をコントロールする必要もありますので、つわりがない、もしくは食べなければ気分がわるくなるというパターンのつわりがある人は、豆腐屋や野菜を中心とした食事に切り替えることが望ましいです。


なかには、つわりで何も食べられないけど、マクドナルドやラーメンなら食べられるという人も。でも塩分や油分は控えなくてはなりません。あまり無理をしすぎるとストレスがたまるばかりですが、良質な栄養素をしっかりと取りたいですよね。
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妊娠超初期には汗で悩む人も多いです。妊娠すると、体温があがるため通常以上に汗をかきます。これは通常の症状ですので心配する必要はありません。

とはいうものの、女性ですし、やっぱり汗は気になります。デオドランド対策としては、やはりこまめにシャワーをあびたり、着替えたりするのが一番ですが、お勤めの方もいらっしゃるでしょうから、だれでもそれができるわけではありませんよね。

特に脇の汗がひどくなったように感じます。(実際には、脇だけ特別に汗をかくということはほとんどないですが、やっぱり一番気になる部分ですので)スーパーやドラッグストアには、スプレー式またはロールオンタイプの制汗剤が販売されています。これらを普通に使用するのであれば、胎児に影響を与えることはありません。どうしても気になる人は、脇汗パッドを使用したり、ウエットティッシュで拭きとったりするのも良いでしょう。

体に訪れる変化は、すべて赤ちゃんが育っているサインです。うまくお付き合いしていきましょう。


妊娠超初期に恥骨の痛みを感じる人がいます。これは比較的珍しい症状ですが、異常などではありません。妊娠初期は、恥骨痛以外にも色々な症状がでてきますので、それほど気にならないという言い方が正しいかもしれません。

妊娠をすると、子宮が大きくなります。この時に足の付け根や恥骨を圧迫してストレスをかけますので、若干の痛みを伴うことがあります。我慢できないほどの痛みではないですが、普段感じない痛みなので、ちょっと抵抗があるかもしれません。

恥骨の痛みは、子宮が大きくなってきているサインです。そう考えると、自分の体が、赤ちゃんを育てる準備をしているとこが良くわかりますよね。このように自分の体内の変化を感じ取ることができます。この変化を楽しめるぐらいの余裕が持てれば素敵なのですが・・・。

これは数日で回復する場合もありますし、妊娠中期まで継続することもあります。こういう痛みともうまく付き合っていかなければなりません。


妊娠超初期には不眠症状がでることもあります。寝つきが悪くなったり、夜中にトイレに目が覚めたりと、具体的な状況はことなりますが、イライラしてきて胸のあたりが苦しくなるという症状が並行して起ることが多いです。

対処法としては、リラックスする、歩いて疲れる、おなかいっぱい食べる、安眠枕を使ってみる、アロマセラピーをやってみる等、自分に合いそうなものを少しずつ探してみてください。

色々と睡眠を促進する方法はありますが、以外に効き目が大きいのが、太陽の出ている間に寝るということです。安心するからでしょうか、お昼間なら自然に寝られるという人は案外と多いです。

確かに、早寝早起きで規則正しい生活をするのが最善ですが、十分な休息は必要です。この場合、無理して眠ってしまおうとせずに、とにかくリラックスすることだけを心がけてください。

お昼間だけでも、十分に睡眠を取ることができれば、それほど心配することはないでしょう。


妊娠超初期に吹き出物やニキビに悩まされる人も多いです。妊娠中はホルモンのバランスが崩れたり、肌が敏感になったりするため、ニキビ、吹き出物、肌荒れといった症状がでやすくなります。

もともとニキビが出やすかった人は、特にひどいニキビに悩まされることもあります。つわりによって、食べられる物が制限され、栄養バランスが崩れることも肌荒れに影響しています。

女性ですし、「妊娠初期の症状だし、病気でもないので気にしなくてもいいわ」なんて思えないですよね。やっぱりお肌のことは気になるものです。


このような症状で病院に行っても、ビタミン剤や塗り薬などを処方してもらえないことが多いようです。やはり自分で乗り越えるしかありません。まずは、しっかりと洗顔をしましょう。これが一番重要ですね。洗顔をすることによって、さっぱりして気分もリフレッシュされます。リラックスする効果も期待できますよ。

次に、スキンケア用品を敏感肌用に変えたり、ファンデーションの使用を控えたり、化粧品による影響を少なくする努力をしてみましょう。

そして、夜更かしをやめて規則正しい生活をする。甘いものやジャンクフード、ファーストフードを取りすぎないようにする、野菜や果物を多くとるといった、通常のニキビ・肌荒れケアも有効です。

ぽつぽつと吹き出物?じんましん?というような湿疹が出ることがあります。これは妊娠初期よりも後期にでることが多いようですが、こういう症状もあるのだなと覚えておいて下さい。この湿疹は妊婦湿疹とかPUPPP(pruritic urticarial papules and plaques of pregnancy)と呼ばれています。とにかく痒いです。遅くとも出産後には治るのですが、かゆくて我慢できないでしょうから、産婦人科医もしくは皮膚科医に相談してみましょう。


妊娠超初期には便秘で悩む人も出てきます。今まで便秘とは無縁だった人でも、便秘になることがあります。毎日規則正しく出ていた人が、2~3日出なくなることもあるようです。便秘も2~3日も続けば、立派な病気です。下腹部痛などを伴ってくる場合もあります。この辛さは、経験した人にしかわからないそうです。(すみません。私は幸い経験することはありませんでした。)

妊娠超初期に便秘になった場合は、まず水分を多くとることを心がけましょう。妊娠超初期は、体温が上昇しているため汗もかきやすいので、お水は意識してたくさん飲みましょう。

また、果物やお野菜によって、水分と繊維を一緒にとることができれば、より効果があります。例えば、セロリが嫌いだった人が、なぜか妊娠初期のつわり時期でも、セロリだけはおいしく食べられたという人もいます。野菜が苦手な人でも、味覚が変わっておいしく食べられる可能性があります。このタイミングに、普段なかなか摂取できない栄養分も補っておきましょう。

子供に多くカルシウムをとられますので、牛乳やヨーグルトによって水分とカルシウムを補うのも好ましい方法ですね。


このような食事療法でも改善がみられないようであれば、産婦人科医に相談してみましょう。症状に応じて便秘薬や漢方薬を処方して頂けるでしょう。ただし、お薬を頂いたとしても、食事療法は必ず継続して下さい。継続できなければ、また便秘の症状⇒お薬の服用 という悪循環に陥りかねません。


妊娠超初期には頭痛の症状が出る人もいます。ただでさえ、胸やけや寝胸、寒気と色々大変なのに、頭痛まで・・・とお思いの人もいるでしょうが、良くある症状ですので、「私だけ!?」なんて思わずに、うまく付き合っていくことが大切です。


これを対処するには、いくつか方法があります。まずは、子供のことを考えながらリラックスすること。妊娠超初期の頭痛も、つわりの一種と考えられてはいますが、精神的なもの(しらずしらずに溜まってくる、ストレスや不安)が、大きく影響していることは間違いなさそうです。リラックスしながら、元気な赤ちゃんが生まれてきたときのことなどを想像できると良いでしょう。

次の対処法はコーヒーです。コーヒーの中には頭痛薬と同様の成分が入っており、頭痛を少し和らげることができる場合があります。妊娠中はカフェインの多量摂取は避けなければなりませんが、1日1~2杯程度であれば問題ありません。特にコーヒー好きの方、カフェインを取ることよりも、コーヒーを我慢してイライラをためることの方が、悪影響ですよ。私も毎日、2杯のコーヒーを飲んでました。

そして最後に、点滴を打つことによって和らげることができます。これはもちろん、産婦人科医に相談し、そこで対処してもらいます。本当はお薬を処方したいところなのですが、赤ちゃんへの影響を考えると、安易に薬を使うことはできません。そこで少しの栄養分を含んだ点滴を打ちます。そうすることにより、血液が薄まり頭痛の症状が治まることも多いです。頭痛が激しくて耐えられない人は、産婦人科医と相談してみましょう。


妊娠超初期には、熱くもないのに寝汗をかくこともあります。まず第一の原因が、妊娠によって体温が高くなっていることがあげられます。受精をして着床し、妊娠の状態になるまで、ずっと体温の高温期が続きますので、就寝中から明け方にかけては、体温が高くなっている状態が続いていることになります。 普段は汗をほとんどかかない人でも、この時期だけは汗をかき、夏場は寝苦しい夜を送るということもあります。水分補給は十分に行ってください。

それ以外にも、妊娠初期にはホルモンのバランスが崩れ、自律神経の働きを制御できなくなっていることが考えられます。寝汗ではなく、寒気を感じる人もいます。

とはいっても、心配することではありません。ホルモンのバランスが崩れるという現象は、ほとんどの妊婦さんにおこります。それがどのような症状に繋がるかは、人それぞれですし、それによってイライラする人もいれば、心配になってしまう人、何も気づかない人など、さまざまです。

妊娠も4ヶ月にはいるころには体温が平温に戻ってきますので、この時期を目安に寝汗をかかなくなる人が多いようです。その頃までは、十分な水分補給と、シャワーや洗顔によるリフレッシュなど、気分転換をしながら十分な睡眠時間を確保できるように努めてください。

汗の量が多くて心配だという人は、産婦人科医に相談してもいいでしょう。おそらく解決策はありませんが、問題ないことがわかると精神的に楽になりますよ。