妊娠超初期にはめまいの症状が出る人もいます。これにはいくつかの原因が考えられます。
まず一つ目は、妊娠によってインシュリンの分泌が増加し、特に空腹時の血糖値が普段以上にさがります。そのため、低血糖の症状となり、めまいが引き起こされます。
二つ目は、血液量が増加することによるものです。妊娠とともに血液量は増加するのですが、赤血球や白血球、血小板などは増えず、バランスが崩れます。血液分は不足していなくても、血中に含まれる、これらの成分の割合が下がることで、貧血症状となります。これによってもめまいが引き起こされる可能性があります。
三つ目は、妊娠によりホルモンの影響で血管の緊張がゆるみ、血管運動神経の働きが鈍ることによるものです。
いずれも、妊娠によって皆さんに起こる症状ですが、これが人によってはめまいとして現れます。妊娠初期にめまいの症状が出た場合は、無理をせずに、その場に腰をおろして楽にしておきます。こうすることにより、たいていのめまいは解消されます。しかし、頻度があまりにも多い時は、産婦人科医に相談するべきでしょう。
妊娠超初期のめまいも、通常のめまいと同様に鉄分を十分に摂取することで、かなり改善されます。レバー、ホウレンソウ、肉類、あさりやかきなどの貝類、ゴマ、ぶどうなどに多く含まれています。普段以上に意識して接種するように心がけてください。